清水寺参道の五条坂(京都市東山区)で11月1日・2日、外国人観光客向けの利き酒講座が行われる。主催は宝酒造(下京区)。
五条坂や茶わん坂を中心に「京都のやきもの」をテーマにしたイベント「京都やきものweekわん碗ONE」の関連企画として行われる同イベント。
会場では違いが分かりやすいスパークリング清酒、生もと純米酒、純米大吟醸の3種類を京焼のおちょこで提供。3種類それぞれの製法や味わいの違いや、食べ物との相性について英語で説明するほか日本の酒文化を紹介する。
海外展開にも力を入れている背景には、国内消費の大幅な増加は期待できないことや、海外で和酒に対する関心の高まりがあるという。同社広報担当の坂口智子さんは「日本酒に興味がある海外の方でも、実際に何を選べばいいかわからず戸惑うといった話も聞く。講座を通じて実際に違いを確かめてもらえたら」と話す。
開催時間は13時~、14時~、15時~、16時~。2日は講座の合間にスパークリング清酒「澪」の試飲会も行う。参加無料。