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京都国立博物館の「トラりん」 ミュージアムキャラクターアワードで1位に輝く

ミュージアムキャラクターアワード1位を喜ぶ「トラりん」

ミュージアムキャラクターアワード1位を喜ぶ「トラりん」

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 京都国立博物館(京都市東山区茶屋町)の公式キャラクター「トラりん」が9月15日、美術館や博物館の情報を発信する「インターネットミュージアム」の投票で1位を獲得した。

トラりんのイラストの元となった尾形光琳「竹虎図」

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 同サイトは、美術館や博物館などのキャラクターを対象にした「ミュージアムキャラクターアワード」を年に一度開催。今年は「トラりん」のほか、京都鉄道博物館(下京区)の「ウメテツ」など全28キャラクターがエントリーし、8月2日から今月15日までの得票数を競った。

 トラりんは昨年10月、琳派誕生400年記念の展示に合わせて誕生したキャラクター。尾形光琳が描いた「竹虎図」のトラをイラスト化したもので、「トラりん」の愛称は佐々木丞平館長が琳派とトラを組み合わせて付けた。毎週金曜から日曜、祝日に来館者を迎える。昨年の特別陳列「刀剣を楽しむ」では刀を持って登場するなど愛嬌(あいきょう)のある動きで来館者から人気を集め、ブログやツイッター、フェイスブックでの情報発信もスタートさせたところ、フォローやいいね数を順調に伸ばしている。

 同館担当者は「トラりんの誕生当時、国立の施設のキャラクターだけにどのように受け止められるか不安視する声もあったが、本当に幅広い人に受け入れていただけてうれしい。トラりんを通じて博物館に親しみを感じてもらえたら。現在『ゆるキャラグランプリ』にもエントリーしているのでそちらも投票いただければ」と話す。

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