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「千總の線香花火大会」に新企画 イタリアン屋台出店も

国産の線香花火

国産の線香花火

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 創業460年を超える京友禅の老舗「千總(ちそう)」が運営するショップ「SOHYA TAS」(京都市中京区三条通烏丸西入御倉町、TEL 075-221-3133)前で7月15日・16日、「千總の線香花火大会」が開催される。

イタリアンの「Cafe&Barモダンタイムス」の屋台も出店

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 京友禅を使ったストールや傘などの商品や、作家の手による雑貨などを展開する同店では、2010年から福岡県みやま市で生産される線香花火を販売している。一般的に流通している輸入品よりも「ぼたん」、「松葉」、「柳」「ちり菊」などと呼ばれる姿を変えながら散る風情が楽しめるという。花火は「人と人との縁が結ばれますように」という思いを込めて清水寺で祈とうを受けたもので、パッケージも着物を包む「たとう紙」をモチーフにしている。

 同社は国産の線香花火を知ってもらいたいと先祭の宵山期間に合わせて各日先着150人に無料で線香花火が楽しめる「千總の線香花火大会」を行う。今年は新たに、誰の線香花火が一番長く持つかを競う「耐久レース」を行い、優勝者に賞品を進呈する。

 「うれしいことに毎年参加する人も増えている。一本一本手作りの線香花火を体験してもらうだけでなく、わくわくしてほしいという思いで企画した。最初に、落としにくい線香花火の角度などもレクチャーするので優勝を目指してもらえたら」と同社担当の山田真以さん。

 両日、イタリア料理店「Cafe&Barモダンタイムス」が屋台を出店し、厚切りベーコン、イカの丸焼き(以上600円)などのフード、フローズンモヒート(500円)などのドリンクを販売する。

 「千總の線香花火大会」の開催時間は18時~21時。耐久レースの開催時間は、各日18時30分と19時30分。

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