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京都国立博物館で「さるづくし」展

 京都国立博物館(東山区)で現在、2016年の干支(えと)の「申(さる)」にちなんだ展示「さるづくしー干支を愛でるー」が行われている。

式部輝忠の「巌樹遊猿図」

 神仏と交信する神聖な動物として、時代を下がると親しみやすい身近な存在として、各時代において描かれているサルをモチーフにした作品を中心とした同展。

 日本には生息しないテナガザルを描いた作品も見られる。一般に「サル」といえばテナガザルを指す中国からの「猿図」が日本で好まれたことによる。特に画僧牧谿(もっけい)の描いたものが好まれ、これを模した作品が多く描かれている。展示の中で、重要文化財に指定されている式部輝忠の「巌樹遊猿図(がんじゅゆうえんず)屏風」に描かれているのはテナガザルだが、優しくユーモラスな表情を見せている。

 江戸時代には博物学が流行し、絵画の世界にも写生の表現が用いられるように。丸山応挙の弟子として知られる長沢芦雪(ろせつ)の描いた「唐子と猿図」で毛の1本まで繊細な表現で描かれたサルが、人くさい表情でこちらを見ているのも印象的だ。

 このほか、1頭のサルで「見ざる、聞かざる、言わざる」を表現した象牙の緒締め(銘「懐玉」)や、有名な根付け師として知られる「2代目正直(まさなお)」の銘の根付けなど、生活にとけ込んだ作品も展示。

 展示を担当した学芸さんの井並林太郎さんは「50点140匹のサルが勢ぞろいして、平成知新館の2階を埋め尽くした。時代によってさまざまに描かれたサルの姿を楽しんでもらえたら」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は、9時30分~17時まで(入館は閉館30分前まで)。月曜定休。(月曜が祝日のときは翌火曜休館)。料金は一般=520円、大学生=260円、高校生以下=無料。今月24日まで。

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