高級雑貨店「品(SHINA)」(京都市中京区室町通三条下ル、TEL 075-257-5567)2階にあるギャラリーで9月11日まで、「AKARI IN KYOTO ISAMU NOGUCHI」が開催されている。
展示会では、イサム・ノグチが1951年に岐阜提灯に出会い、制作を開始した竹と和紙の照明「AKARIシリーズ」を、人気の作品から珍しい作品まで約30点展示。全作品販売が行われており、作品の販売価格帯は5,000円台~70,000円台、実際に購入している人も少なくないという。
同店は、国内外の著名アーティストによる作品を中心に販売する今年5月にオープンした高級雑貨店で、デザイナーの永澤陽一さんがプロデュースを手がけた店。創業270年の帯匠「誉田屋」奥の中庭にあるモダンに改装した蔵に店舗を構える。
学生から年配の方など年齢層は幅広く、多い日は約50人訪れるという。同店関係者は「何か変わったもの、いいものが欲しい人はぜひ来ていただきたい。今後もギャラリーでは、生活の中に潤いを提案できるアート作品を紹介していく」と話している。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。水曜定休。9月20日からは彫刻家・関根伸夫さんの展示会「位相絵画」を開催する。