京都ブランドの2社、ワコール(南区)とSOU・SOU(中京区)がコラボした肌着シリーズが5月発売された。「SOU・SOU×WACOAL MEN」と題した同商品は、「父の日の贈り物」として紹介されている。
ワコールの男性向けブランド「WACOAL MEN」は「JAPAN STANDARD」をコンセプトに、ふんどしスタイルの肌着やステテコを販売。コラボ商品は2社のオンラインショップ、実店舗はSOU・SOUの男性向けブランド「傾衣(けいい)」(京都市中京区新京極通四条上ル中之町)で扱う。SOU・SOUは「新しい日本文化の創造」をコンセプトとした和服ブランド。今回のコラボ商品は開発をワコールが、カラーリングデザインをSOU・SOUが担当し実現。コラボ商品は「ふんどしNEXT」「トランクス」「部屋テコ(ステテコ)」の3種。
「ふんどしNEXT」は、「現代版のふんどし」をイメージしネーミング。ウエスト部分をゴム、フロント部分はふんどしモチーフという独自のスタイルを提案。通気性と軽い着け心地にこだわっているという。ワコールウェブストアでは品薄に。SOU・SOU「傾衣(けいい)」店頭とオンラインショップでは完売。同商品再生産の予定は無く、在庫を最後に販売を終了する。
コラボ商品のカラーは水玉模様の「おはじき重ね」と格子柄の「桟(さん)」の2種。カラーリングデザインを担当したSOU・SOUの若林剛之社長は、2種類のカラーについて、「緑と青の水玉は中性的なイメージ、赤と黒の格子柄は、傾(かぶ)いてて男性的でしょ」と話す。
価格は「ふんどしNEXT」=1,944円、「トランクス」=3,564円、「部屋テコ」=4,644円。