「まる」「たけ」「えびす」京都水族館のペンギンの名前決まる-新プログラム開始に合わせ

3月21日に始まる「ペンギンペタペタタイム」のイメージ

3月21日に始まる「ペンギンペタペタタイム」のイメージ

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町)は3月13日、ペンギン44羽の名前を発表した。

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 これまで同館のペンギンは羽に付けたバンドの色で識別しており、飼育員の間では色の名前やその組み合わせで呼ばれていたものの、名前は付けられていなかった。3月21日から、ペンギンがスロープを自由に歩けるようにする「ペンギンペタペタタイム」を始めるのに合わせ、名前を付けることになった。

 現在56羽いる個体のうち、ひなを除いた44羽には京都の通り名を覚える時の数え歌「まる、たけ、えびす」で親しまれているわらべ歌を基に名付けた。烏丸通から名付けられたオスの「からす」は兄の「さん」(=三条通に由来)が大好き。兄に彼女ができたので少し寂しそうにしているという。

 ペンギンの見分け方や名前は飼育スタッフに教えてもらうことができる。「京都の方にはより愛されるように、他府県からお越しの方には、京都の街を知ってもらえるのでは」と飼育スタッフの吉澤聡吾さん。

 開館時間は9時~17。入館料は、大人=2,000円、高校生=1,500円、中・小学生=1,000円、幼児(3歳以上)=600円ほか。

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