京都・烏丸三条のカフェラウンジ「IYEMON SALON KYOTO」（京都市中京区三条通烏丸西入、TEL 075-222-1500）が6月22日に開店5周年を迎えた。これを受け、5周年記念スイーツや記念イベントを展開する。運営は、「カフェ・カンパニー」（東京都渋谷区）。

　2008年の開店以来、「お茶を通じた新しいライフスタイル」をコンセプトに据える同店。京都・福寿園の茶匠が「厳選」した茶葉を用いたお茶やオリジナルドリンクのほか、「お茶と共に楽しむための」ごはんやおやつも提供してきた。間もなく、利用者数延べ100万人を達成するという。

　今回新スイーツとして作られた「松花堂おやつ」（1,800円）は、「少しずついろいろ食べたい」という女性客のニーズに応え、松花堂弁当をイメージして作られた。全部で9品、和菓子と洋菓子が一つのプレート上に並ぶ。和菓子には、宝泉堂（左京区下鴨膳部町）の生菓子や干菓子も含まれるほか同店オリジナルのものを提供する。プレートの内容は季節ごとに変えるという。「お茶は入れ方次第で味が変わる。急須で入れたおいしいお茶と和洋スイーツのコラボレーションを楽しんでいただけたら」と同店プロデュースを手掛ける島田昭彦さん。

　このほか、5周年を記念し、「伊右衛門サロン特製かき氷」を提供する予定。また、「5周年ランチ」（1,800円）や「5周年ディナー御膳」（2,800円）を8月18日～31日の期間限定で提供する。同28日にはゲストを呼んだ記念イベント「夜茶会」（1ドリンク・フード付き2,500円）も行う。

　島田さんは「『IYEMON SALON KYOTO』は『サントリー』と京友禅の老舗『千總』のコラボレーションによって生まれた。同店のように、今後も点と点を結び、京都の『町の再編集』をすることで、新しい価値を生み出していきたい」と意気込む。

　営業時間は8時～24時。28日の記念イベントは18時～22時。