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鴨川に出現する巨大ショートケーキの「家」、見つかる

SAKURA CAFEに引っ越しをした巨大ショートケーキ

SAKURA CAFEに引っ越しをした巨大ショートケーキ

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 毎月22日に賀茂川と高野川が交わる三角州、通称「鴨川デルタ」で巨大ショートケーキを置いてピクニックを行う「Granewton(グラニュートン)」が募集していたショートケーキの保管場所が、北山の「SAKURA CAFE(さくらカフェ・京都市左京区下鴨東北園町、TEL 075-741-8818)に決まった。

店内ではグッズの販売も

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 グラニュートンの募集を知った和紙の照明作家の福嶋功さんが、作品を展示していた同カフェの吉田裕子店長に持ちかけたことが始まり。前の保管場所を提供していた人とも知り合いで、「ショートケーキは大きいから簡単に『預かる』と言わない方がいい」と言われていたことから吉田店長は、「始めはどうやって断ろうか考えていた」と明かす。しかし、グラニュートンのメンバーに会い、考えが変わったという。「私自身、たくさん出会いのあるカフェを目指していることもあり、彼らが巨大なショートケーキを通じて人と人をつなげるということ、その活動を一生懸命している姿に共感した」と吉田さん。1月からショートケーキの保管場所として店の前のスペースを提供することになった。

 1月27日には、引っ越し記念パーティーを開催。同店にピクニックシートを敷いて「室内ピクニック」にする。会にはグラニュートン特製ケーキも登場する予定。「昨年は、実験で始めたことから大きな広がりを見せた。今年もこうしたイベントで人と人が出会うことによる化学反応が生み出せるようなことができたら」と同メンバーの重光あさみさん。

 開始時間は18時。参加費=1,000円(1人1品持ち込み制)。申し込みは、同フェイスブックなどで受け付ける。

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