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神宮丸太町の駅上にあるカフェ「etw(エトワ)」(京都市左京区川端丸太町下る下堤町)で1月19日、宇宙をテーマにしたサイエンスカフェイベントが開催される。
京都大学大学院、理学研究科宇宙物理学教室(付属天文台)の玉澤春史さんと、古道具を扱う「Lagado研究所」(左京区)の淡嶋健仁さんらが中心になって進める同イベント。一般の方と教授が対話する機会はあるが、大学主催で学内での実施となると、なかなか足を運びにくいことから、「大学の外」の会場を探していたという。「カフェもこうしたイベントに興味はあるが、どこに依頼すればいいのかわからず、双方とも窓口が無かった」と玉澤さん。「京都は日本におけるサイエンスカフェの発祥地とも言われている。今回のイベントで、『次はうちでやりたい』と今後の取り組みにつながっていけば」と期待を寄せる。
当日は、「文字ばかりのプレゼンテーションはつまらない。映像を中心に、しかも、フリーで公開されている観測映像やソフトなどを使う予定」と玉澤さん。「宇宙に興味を持つ人が、もっと知りたいと思ったときに、どこで調べたらいいのか情報を得られる機会にもしたい」とも。淡嶋さんは「自分自身サイエンスカフェで、子どものころからの素朴な疑問に答えてもらえたことで『宇宙のことに興味を持っていいんだ』と思えた。宇宙が身近に感じられるイベントになれば」と話す。
開催は19時から。1ドリンクオーダー制。予約不要。