京都水族館(京都市下京区観喜寺町)では現在、巳年にちなんで京都に生息するヘビの企画展示「ヘービっくり~京にすむヘビたち」を行っている。
展示では、幸運の象徴とされてきたシロヘビ(アオダイショウの突然変異)や、カラスヘビ(シマヘビの突然変異)などを展示。頭部がヘビに似ているため「スネークヘッド」と呼ばれる「カルムチー」という魚は「これはヘビ?」と見る人を驚かせていた。タンスや財布に入れると金運が上昇するおまじないといわれるヘビの抜け殻も展示のどこかに隠されている。パネルでは、「ヘビはどうして舌をペロペロ出すの?」など、へびの生態も紹介する。
生き物が大好きで、特に魚に興味があるという哉太(かなた)ちゃん(2)はおそるおそる水槽を覗いて「ヘビ!ヘビ!」と興奮した様子だった。同館「普段は気味悪がられるヘビだが、種類によって住む場所や食べ物が違うなど、生態についても知ってもらえたら」と同館広報担当の久保田敦さん。
開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,000円、高校生=1,500円、小中学生=1,000円ほか。展示は1月25日まで。