京都水族館(京都市下京区観喜寺町)に11月26日、2種類のクリスマスツリーが登場した。
1階エントランスに設置したのは、「水と命のつながり」がテーマの「LIFE TREE」。水槽やヤマゴケ、和紙の照明を用い、高さは約2.1メートル。上流・中流の水流の一場面を切り取り、水槽に同館で繁殖したミナミヌマエビやメダカなどの淡水の生き物や水草を入れることで、命のつながりを表現した。
「京都にある水族館にしかできないことをしたかった」と広報担当の久保田敦さん。「4色のLEDライトで京都の里山の四季の変化を、水盤で棚田を、それぞれ表現した。いろいろなアングルで見てほしい」という。
1階ミュージアムショップでは、土産として人気のオオサンショウウオのぬいぐるみ100個を使った高さ2.4メートルのクリスマスツリーも展示している。
開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,000円、高校生=1,500円、小中学生=1,000円ほか。展示は12月25日まで。