京都駅構内に11月6日、あんパン専門店「SIZUYAPAN」がオープンした。運営は京都を中心に20店舗以上を展開する「志津屋」(京都市右京区)。
同店は、同名の新ブランドあんパンとなる「SIZUYAPAN」の専門店。材料に俳優の佐々木蔵之介さんの実家としても知られる佐々木酒造(上京区)の酒かすや宇治の有機抹茶などの素材を使うことで「京都のあんパン」を目指した。家紋をモチーフにしたロゴやパッケージは、「GQ JAPAN」「美術手帖」などを手掛けたことで知られる野村孝仁さんが担当。新幹線の改札前という立地を生かし、観光客を中心とした利用を見込む。
酒かす入りのあんパンは、ユズ風味のこしあんと丹波の黒豆が入った「KUROMAME YUZU(クロマメユズ)」、求肥(ぎゅうひ)が入った「CINNSMON(シナモン)」、丹波大納言という小豆を抹茶の加えた生地で包んだ「MACCHA OGURA(マッチャオグラ)」の3種類。このほか、ヨモギ、クリ、亀岡産の紫イモなどを使った全10種類を展開。価格は1個210円。4個入り(840円)、6個入り(1,260円)、8個入り(1,680円)のセットも用意する。
同社企画担当者は「パンというよりスイーツ感覚で楽しめるのでは。新しい京都土産として多くの人に利用していただけたら」と呼び掛ける。
営業時間は9時~21時。