![猫毛フェルト作品](https://images.keizai.biz/karasuma_keizai/headline/1352179137_photo.jpg)
烏丸五条にある紅茶専門のカフェ「キトゥンカンパニー」(京都市下京区五条烏丸西入る上諏訪町、TEL 075-344-1591)で11月10日から、「猫毛祭り in 京都」が開催される。
ブラッシングで集めた猫の毛を、フェルト状にして作る「猫毛作品」を展示する同イベント。瓶の中に作品と手紙などを入れて展示することから、今年のテーマは「ネコケもネガイも詰め込んで」。主催の蔦谷香理さんの著作「猫毛フェルト12カ月」で紹介した月の行事に合わせた猫毛作品と、招待作家の海津研さん、かいとうひろみさんの作品に加え約20点の公募作品を展示。会場では書籍やキットに加え、要望の多かったポストカード3種類(各120円)も販売する。
17日の「世界のフェル座」公演では、「好評でイベントごとに上演するようになった」という人形劇「三匹の子猫と発電所」に、小川未明の童話「眠い町」を元にした新作も披露する予定だという。
蔦谷さんは「初回は猫の毛皮を使った展示と勘違いされたこともあった」と振り返る。「猫毛フェルトはその逆で、抜けた毛を集めて小物を作るという至って平和な活動。そんな平和を瓶の中だけでも守れたら、という思いもタイトルに込めた。楽しい展示なので秋の京都の観光がてらお越しいただけたら」。
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。11月25日は「京都ベジフェス」に出店のため休み。11月28日は午後のみ。12月2日まで。京都での展示を皮切りに、川﨑、近江八幡、高松、沖縄に巡回する予定。