京都ホテルオークラ(京都市中京区御池通河原町上ル)は10月22日から、パッケージに3D写真を用いたカレーシリーズを販売している。
「社長の一言から始まった」(同社広報担当者)という同商品。これまで3Dを使ったグッズは、うちわや定規などがあるが、食品のパッケージに用いられる例は珍しいという。
商品は、同ホテルの神谷政雄総料理長監修によるビーフカレー、根菜入りターメリックカレー、チキンのカシューナッツカレーにハッシュドビーフを加えた4種類(各577円)。同ホテルで行われた撮影は、カレーが飛び出して見えるように、周りの野菜や肉など味のイメージ食材の配置をスタッフも一緒になって考えたという。
同担当者によると一番飛び出して見えるのは、リンゴやバナナ、牛肉など大きな食材に囲まれたビーフのパッケージだという。「発売前に地下鉄の車両内に出している3D広告も面白いと話題になっている。楽しい商品になったのでぜひ手に取ってもらえたら」
同ホテルとからすま京都ホテルで販売するほか、オンラインでの注文も受け付ける。