京都タワーのマスコット「たわわちゃん」が6月1日、誕生日を迎えた。
京都タワー開業40周年記念事業の一環でキャラクターのイラスト入りのバッジを製作。人気が広がり正式なキャラクターになった。その2年後の6月1日に着ぐるみが登場した。この日をたわわちゃんの誕生日としている。同施設広報担当者によると、誕生日を迎えても、たたわわちゃんは年をとらないという。
今年は、たわわちゃんの形をしたパンが登場。5月に開業したばかりの東京スカイツリーの高さ634メートルにちなみ、その長さは634ミリ。クッキー生地でたわわちゃんの絵を描き、中には餡(あん)が入っている。たわわちゃんの描かれた通常サイズのパン(400円)は、タワーホテルのティーラウンジで期間限定で販売する。
パンは同日、同タワー展望室5階でお披露目。幕が上がると「大きい」と声が上がった。たわわちゃんは、修学旅行生や観光客らに記念のポストカードを手渡した。
東京スカイツリーにちなみ、えび天が空に向かってそそり立つ「天空丼」(634円)や、2人で8,000円のディナーコースを6,340円にするなどの当日限定プランも登場した。
「東と西でタワーブームを盛り上げていけるのでは」と京都タワーの櫻井謙次社長。通天閣も面白い取り組みをされると聞いている。うちも、もうすぐ開業50年なので、新しい魅力を増していけたら」とも。
パンの展示は14時~。パンの販売は12時~20時。今月3日まで。