京都・三条河原町で、「京都うどんミュージアム」(京都市中京区三条通寺町東入石橋町)オープンに向けて準備が進められている。
チェーン居酒屋が入っていたビルにできる同施設。高屋工務店(南区)が企画する。次のテナントを検討していた同ビルオーナーと同社の高屋友明社長が、いくつかの候補の中から、うどんをテーマにしたフードパークがなかったことや、立地の良さから観光客が多く呼び込めることなどから決めたという。
同施設には1フロア2店舗のうどん店が入り、全12店舗が出店する。フードコート形式で、2~3杯は食べられるよう量や単価を調整する予定だという。出店については、これまでに約100件の問い合わせがあったという。現在は店舗の選定を進めている。「その土地独自の麺や、まだあまり知られていないうどん店に出店してもらえたらと思っている」とプロジェクトに関わる山田章人さん。
「日本各地のうどんを食べにミュージアムに来てもらいたい。京都の新たな観光名所になれたら」と山田さん。
開業は今年年末予定。