四条烏丸の「トラットリア バール イル ギオットーネ」(綾小路烏丸西入、TEL 075-344-4711)が7月から、平日ランチ限定でカレーのテークアウトを始めた。
同店は、笹島保弘さんがオーナーシェフを務める「イル ギオットーネ」の4店舗目。「日常」をテーマに昨年6月にオープンした。これまで、スイーツのテークアウトは行っていたが、料理は初めて。
テークアウトを始めたきっかけは、「ランチタイムに席がなくなることが多く、『何か持って帰るものありますか』という声が多かったから」と笹島さん。自身が「大大大好き」というカレーを持ち帰り用メニューに選んだ。「専門店のカレーよりもむしろ『家カレー』が好きなので、自分が毎日でも食べる感じにした」という。
メニューは「炭火焼き肉入り特製カレー」(600円)。炭火であぶった牛肉を五穀米の上に敷き、キャベツをエクストラバージンオイルであえたコールスローや、ニンジンとカリフラワーのピクルスを添える。ルーは別容器に入れ、かけながら食べられる。「これ一つで完結できるようにした」と笹島さん。
「ほとんどしゃれで作ったメニュー。でも、やるからにはこだわりたい。使っている食材は店で出しているものばかり。肉も店で炭火を使ってあぶっている。男女問わず烏丸かいわいの働く方に利用してもらえたら」
今後は「京都男前豆腐入りキーマカレー」「ジューシーなハンバーグカレー」「炭火焼き鳥カレー」「レタスチャーハンカレー」などが登場する予定だという。
テークアウトは平日のランチのみ。数量限定。