京都のNGO日本国際民間協力会(NICCO)を支える京都チャリティ・ファンラン実行委員会が現在、「東北を応援するフリージョギングfor チャリティー」を行っている。
これまで30年以上にわたり、途上国の支援や緊急災害支援を行ってきた同NGO。近年はスマトラ沖地震やハイチの地震の際にスタッフが現地入りし医療支援などを行った。今回も既に6人が宮城県名取市・岩沼市に入り巡回医療などの支援を行っている。
同NGOは、「いつも健康のために走る人に1日だけ人のために走ってみませんか」と呼び掛ける『京都チャリティ・ファンラン』にも関わってきた。同NGOでは、このチャリティーランに遠隔地で参加できない人や当日走ることができない人も、いつものコースを走ることで震災の復興支援につなげられればと企画した。
申し込みは郵便振替で2500円以上の参加費または寄付を支払うと、同実行委員会からバンダナを送付する。そのバンダナを付け、好きなコースを走ることで参加できる。参加費や寄付金は同NGOの東日本大震災の復興支援活動費に充てられる。
「支援の方法はいろいろあるが、ボランティアなどの経験のない人が直接的にできるのは被災地への募金や支援を行う団体への寄付だと思う。『被災地に復興してほしい、何か自分にもできることをしたい』という気持ちを託してもらえたら」と同NGO広報担当の吉川さん。