京都市営地下鉄四条駅の商業施設「コトチカ」(京都市下京区二帖半敷町)で1月26日、神戸・南京町の「春節祭」のPRイベントが行われた。
この日は京劇の華やかな衣装や飾りに、京劇独特のメークを施した関羽と小喬がコトチカに登場。南京町商店街のスタッフとともに春節祭や南京町の紹介のリーフレットなどを配布した。一般客は、見慣れない衣装に驚きながらもリーフレットを受け取っていた。中には一緒に記念撮影をする外国人の姿も。
同祭は中国最大の年中行事「春節(旧正月)」をアレンジした祭り。1987年に始まり、今回で23回目。今年の旧正月にあたる2月3日~6日、獅子舞、龍舞や北京から来る中国雑技団による演技などのステージイベントを行う。関羽さんによると、雑技は年ごとに演目が変わるため毎年楽しめるという。期間中、提携レストランなどでメニューや雑貨などを2011円均一で提供するフェアも行う。
南京町商店街振興組合の劉繕雲さんは「期間中、香港旅行と上海旅行が毎日1本ずつ当たる『ポチ袋くじ』は特におすすめ。雑技もとても迫力があるし、何より南京町はおいしいものがいっぱい。京都から神戸はほんの1時間ほど。これをきっかけに南京町へ足を運んでもらえたら」と話す。
1月30日には龍が神戸の街を練り歩くなどのプレイベントも予定している。