四条烏丸に6月21日、「トラットリア バール イル ギオットーネ」(綾小路烏丸西入ル、TEL075-344-4711)がオープンした。笹島保弘さんがオーナーシェフを務める「イル ギオットーネ」ブランドの4店舗目となる。
既存店の「イル ギオットーネ リストランテ」京都店(東山区八坂上町)、同丸の内店(東京都千代田区)では主に非日常の空間や特別な日を意識したメニューを、「イル ギオットーネ クッチーナ」(下京区木屋町松原上ル)ではコース料理を主に提供している。
これに対して、新店のコンセプトは「日常」。「トラットリア バールでは、イタリアの日常の食事と空間を再現し、よりイタリアらしい普段使いの店にしたい」とオーナーシェフ笹島さん。「わざわざ食事のために出かけてもらうというロケーションではなく、誰でもいつでも立ち寄れる、京都の中心地でありオフィス街でもある四条烏丸かいわいならではの店にしたかった」とも。
店舗面積は24.5坪で、テーブル席18席とカウンター席が8席を設け、入口付近に設けたバー・スペースには6席を用意する。
京野菜やそのほかの京都の食材にこだわるというポリシーは既存店と変わらないという同店では、ランチ、カフェ、ディナー、バールのほか、ケーキのテークアウトまで幅広く利用できる。
ランチは1,000円、 2,500円、3,800円の3種類を用意。カフェタイムにはエスプレッソ(300円)やコーヒー(400円)とともに、テークアウト可能なプリン(260円)やケーキ(450円~)、店内でのみオーダー可能なドルチェ(700円~)などが楽しめる。ディナータイムには多様なアラカルト料理やワインに合う小皿料理を用意する。
営業時間は、ランチとカフェ=11時30分~17時、ディナー=18時~22時(ラストオーダー)。火曜定休。