東大路通り沿いに2月14日、オーガニックスローフードを提供する「うちごはんカフェ」(京都市東山区清水、TEL 075-525-5588)がオープンした。
店舗面積は約10坪。1階・2階合わせて27席を用意する。オーナーは、市内東山区宮川町で日本料理店を営む駒井靖司さん。「若い人たちにも気軽に和食を食べてもらいたいという思い」から同店を開いた。
ランチは、玄米や有機野菜、無添加の調味料など「体に良いもの」を使った「今月のプレートランチ」(1,300円)、「今日のなかごはん」(1,000円)、「オーガニックカレー」(900円)など。「安心でおいしいものをただ食べるだけでなく、『これを食べるとどうなるか』ということも知ってほしい」と駒井さん。「食育」を視野に入れた献立で、メニューには使用した食材がどのような効果をもたらすのかも書かれている。今の時期の「おすすめ」は「紅ほまれのお茶漬」(800円)。紅ほまれというお茶には、食物繊維があり、花粉症にも効果があるという。
急須でお茶をいれて飲むことを習慣にしてほしいと考える駒井さんは、カフェで提供するお茶にもこだわり、今後チャムリエの畠山友晴さんと共同で、オリジナルブレンドのお茶の物販なども手掛けていきたいと意気込みをみせる。
開店から約1カ月。偶然通りかかった若い女性が足を止めて来店することが多いという。「体のことで悩んでいる女性の方にも、体に良いものをきちんと食べることで、悩みを解決できることを知ってもらうきっかけになれば」とも。
営業時間は11時~17時。月曜定休。来月は旬のタケノコを使ったメニューやたい飯を提供する予定。