株式会社堀場製作所(本社:京都市南区、代表取締役社長 足立 正之|以下、当社)は、さらなる成長に向けた事業基盤強化を目的として、京都市南区吉祥院(当社本社敷地内)にグローバル新本社を建設します。2025年12月に着工し、2028年1月の竣工を予定しています。
現在の当社京都本社は1997年3月に竣工し、まもなく30年を迎えます。この間にHORIBAグループの売上高は約7倍、営業利益は約15倍、従業員数は約4倍へと拡大し、現在は中長期経営計画「MLMAP※12028」の推進を通じて、売上高5,000億円を見据えた成長をめざしています。さらなる長期的な成長を果たすためには、環境変化に迅速かつ柔軟に対応し、先手を打つことのできる、グローバルオペレーションの進化と、より強固な事業基盤が必要であると判断し、グローバル新本社の建設を決定しました。
地上10階、地下1階の構造で現本社から約11倍の規模へ拡大する新本社棟には、最適な人財※2配置とコミュニケーションを追求した施策を講じ、グローバル・ローカル両輪での多様なビジネス改革を加速させます。「Global Operation Floor(グローバルオペレーションフロア)※3」には、多国籍な人財で構成される事業戦略チームを配置し、グループ全体の司令塔かつサポーターとしてスピーディな戦略立案・実行に取り組みます。また、あらゆる仕切りを取り払ったシームレスなオフィス空間に加え、部署や役職の垣根を超えたオープンな対話を促進する「Mini FUN HOUSE(ミニファンハウス)※3」など、新たな交流を生み、イノベーションを加速させる場を設けます。さらに、京滋エリアにおける企画・戦略・管理・営業部門を、グループ会社の枠を超えて集結させるとともに、既存拠点を開発・生産・サービス機能に特化させることで、事業の効率化と高度化を図ります。
HORIBAは、グローバル新本社の建設と国内拠点の再整備に取り組む本件を「HORIBA World Headquarters Project(ホリバワールドヘッドクォーターズプロジェクト)」と冠し、1兆円企業への成長に向けて新たな進化を図ります。

グローバル新本社の完成イメージ
【グローバル新本社の特長】
1.事業環境の変化に即応し、先手を打つヘッドクォーター機能の確立
・「Global Operation Floor※3」を新設し、多国籍な人財で構成する事業戦略チームを立ち上げ。グループの司令塔かつサポーターとして迅速な情報収集と戦略立案・実行に取り組むとともに、開発・営業などの各機能をつなぎ、全社課題の解決やグループ会社間のシナジーを生み出す役割も果たし、事業成長を牽引します。
2.新たな交流を生み、コミュニケーションを深める開放的なオフィス設計
・仕事の内容(アクティビティ)に応じて、最適な場所とスタイルで働くActivity Based Working(アクティビティベースドワーキング)を追求したオフィス設計を採用します。オフィスの中央を貫く吹き抜けと大階段でつながるシームレスな空間や、各所に設置されたオープンスペースなどにより、多様な人財が自在に交わり、新たな気づきや連携が生まれ、イノベーションの加速につながる環境を創出します。
・海外拠点のマネジメントが一堂に会するグローバル会議や集合研修を行う「FUN HOUSE(ファンハウス)」(滋賀県高島市朽木)の世界観を取り入れた「Mini FUN HOUSE※3」をあえて役員フロアに設置します。部署や役職、国籍といったあらゆる垣根を超えた、HORIBAが大切にしているオープンでフラットなコミュニケーションを促進します。
3.全てのゲストをHORIBAファンへと変える、開かれた展示スペースと各施設
・1階のエントランスには、創業から現在の成長に至るまでの歴史やDNAを体系的に捉えることのできる「HORIBA Museum※3」を構えます。さらに2階には、実機や3Dプロジェクターなどを用いて、グローバルに展開する製品や技術から拠点に至るまでをリアルに感じることのできる「HORIBA Showcase※3」を設置します。 HORIBAの過去、現在、そして未来に向けた無限の可能性を余すことなくお伝えする、魅力あふれるエリアを展開します。
・約500名の収容が可能な1階の大ホールや各種実験エリアなどを、社外の利用や教育機会にも活用することを検討し、STEAM教育※4を推進します。深い文化と教養を育む場として、企業と地域の理想的な共生のあり方を提示してまいります。
4.国内拠点の再整備を通じた事業効率化・高度化
・当社および半導体事業を担う堀場エステック、水計測事業を担う堀場アドバンスドテクノにおける企画・戦略・管理・営業といった部門を集結させ、より強く、しなやかなビジネスオペレーション体制を構築します。
・グローバル新本社への機能集結を通じて生じた余地を活かし、現本社および、びわこ工場「HORIBA BIWAKO E-HARBOR(ホリバビワコイーハーバー)」、堀場テクノサービス本社、本年稼働予定の京都福知山工場など、既存拠点の強みを最大限に引き出すことのできる最適なリソース配置を推進します。産学官・企業間連携での開発に取り組む共創エリアの新設や、生産・サービス機能の効率化と拡張といった幅広い取り組みを展開します。

グローバル新本社のオフィスイメージ1.
グローバル新本社のオフィスイメージ2.
【堀場製作所 取締役 堀場 弾(「HORIBA World Headquarters Project」推進リーダー) メッセージ】
1兆円企業に向けた真の長期成長を実現するためには、グローバル連携強化の中心地が不可欠であると確信し、「HORIBA World Headquarters Project」が始動しました。グローバル新本社は、司令塔かつサポーターとしてグループのオペレーションをつなぎ、課題解決とイノベーション創出をリードする役割を最大限に発揮します。また、「HORIBAの全てを魅せる」場所として、展示内容からレイアウトまで徹底的にこだわり抜き、働く人、訪れる人の全てに感動をもたらす「ほんまもん」の価値を提供してまいります。創立75周年を迎える2028年にグローバル新本社が完成する予定です。今後ともHORIBAの絶え間ない挑戦にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
【施設概要】

※1 MLMAP(Mid-Long Term Management Plan):HORIBAグループでは、中長期経営計画を「MLMAP」として推進しています
※2 HORIBAでは、従業員を大切な財産と考えて「人財」と表現しています
※3 各名称は2026年2月12日現在の仮称であり、今後変更する可能性があります
※4 STEAM教育:科学・技術・工学・芸術・数学の5つの分野を対象とした教育方法。これらの分野を統合して学ぶことで、創造力や問題解決能力を育むことを目的としています