プレスリリース

【緊急声明】200名以上の命が奪われたコンゴ鉱山崩落事故について 「私たちの生活と地続きの悲劇」への緊急支援を

リリース発行企業:認定NPO法人テラ・ルネッサンス

情報提供:




 認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)は、2026年1月30日にコンゴ民主共和国(以下DRC)東部のルバヤ鉱山で発生した大規模な崩落事故を受け、緊急声明を発表いたします。
 200名を超える犠牲者を出した今回の悲劇は、決して偶然起きたものではありません。私たちのデジタルデバイスを支える資源「コルタン(タンタル)」の採掘現場で、安全が軽視され、児童労働や「現代の奴隷」とも言える過酷な労働が常態化している中で起こるべくして起きた「構造的な人災」です。
 亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、当団体は、この悲劇を繰り返さないため、そして今も紛争下で命の危機にある人々を救うための支援を呼びかけます。

■ 200名以上の尊い命が犠牲に。これは「不運な事故」ではなく、構造的な「人災」です

コンゴ民主共和国(DRC)東部のルバヤ鉱山 安全性の考慮は見て取れない。

 2026年1月30日、コンゴ民主共和国(DRC)東部のルバヤ鉱山で大規模な崩落事故が発生しました。200名を超える尊い命が犠牲となり、今もなお多くの方々が土砂の下に取り残されています。亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 今回の悲劇は、たまたま起こった不運ではなく、起こるべくして起きた人災だったと私たちは考えています。そしてこれは、私たちのスマホやPCを支える資源「コルタン(タンタル)」の採掘現場で、安全が軽視され、児童労働や「現代の奴隷」とも言える過酷な労働が常態化している中で起こった出来事なのです。

詳細は以下のウェブページをご覧ください:
https://www.terra-r.jp/news/oshirase/congo20260201.html


■コンゴで終わらない紛争のかげにある「紛争鉱物」――どうかこの問題から、目を背けないで
 テラ・ルネッサンスが活動するカロンゲ地区も、同じコルタン(タンタル)の産地です。世界中がのどから手が出るほど欲しがっている、「レアメタル」や「レアアース」。それほど貴重な資源を産出する土地に住んでいながら、何十年も貧しいまま。国内で武器をつくっていないのに、海外から絶えず武器が持ち込まれ、終わらない紛争。裏腹に、先進国の生活は便利になり、より快適さを求め続けています。


違法な鉱山労働での現代の奴隷労働。危険と分かっていてもほかに生きる手段がない環境下にある人々。

紛争下で生きるとは――190万人が1日一食も困難、人口の42%は安全な水にアクセスすることができない。(南キブ州)

 だから私たちは、この問題に対して声をあげ続けます。この機会にあらためて、メディアの皆さま、企業、一般の方々へ、お願いいたします。どうか、なかなか報道されることのないコンゴの「紛争鉱物」の問題に、目を向けてください。終わらない紛争の中、子どもたちは明日をも知れぬ命を懸けて土を掘り続けています。
■紛争下にある「カロンゲ」の危機的状況
 現在、コンゴ東部では武装勢力M23の侵攻により、治安が急激に悪化しています。カロンゲ地区は戦闘の最前線となっている中で、政府や他のNGOからの支援が届かない「支援の空白地帯」となっています。
 さらにカロンゲは、ルバヤの過酷な労働環境から逃れてきた人々が身を寄せる、避難民の受け入れ先でもあります。支援対象者の中には、今この瞬間も土砂の下に取り残されている人々の親族や友人が数多く含まれています。紛争下で命をつないでいる中で、追い打ちをかけるように起こった事故に、人々は打ちのめされています。
・機能不全の医療: 医薬品の供給が止まり、マラリアや栄養失調で命を落とす子どもが急増しています。
・性暴力のリスク: 治安悪化により、遠くへ水汲みに行く女性や少女たちが性暴力の被害に遭うリスクが高まっています。
■テラ・ルネッサンスが現地で続けている活動
 私たちはこの危機的状況下でも撤退せず、現地スタッフと共に活動を続けています。
命を守る給水支援: 遠くへの水汲みを不要にし、女性と少女を性暴力の危機から守り、子ども達の命を感染症から守るため、日本の皆様の支援で既に3箇所の給水設備を完成させ、約9,000人の命を支えています。
医療支援: 薬不足に苦しむ病院へ医薬品を届け、深刻な栄養失調に陥った子どもたちの治療を支えています。
自立支援・教育支援: 鉱山労働に依存せずとも生きていけるよう、職業訓練を通じた自立支援活動や、子どもを児童労働・徴兵から遠ざけるための教育支援を行っています。


今現在、命を守る水場の増設が急がれる。1箇所の給水設備を利用する人たちの数は、約400世帯~500世帯(2000人~3000人以上)。

2025年1月以降の紛争激化にあたり、病院への緊急支援を実施。物資を搬入しているとこと。

■【ご支援のお願い】私たちの暮らしと地続きの悲劇を、終わらせるために
 テラ・ルネッサンスのウェブサイト上で、ご寄付を受け付けています。
【今、いのちを支える寄付をする】以下のページをご覧いただき、寄付ボタンよりご支援ください。
https://www.terra-r.jp/news/oshirase/congo20260201.html

この件に関するお問い合わせ(取材)について
認定NPO法人テラ・ルネッサンス 広報室
電話 : 075-741-8786
メール : contact@terra-r.jp


認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース