リリース発行企業:一般社団法人for Cities
2025年 5月26日~6月1日の1週間、東京と京都をベースに活動する都市体験のデザインスタジオ「一般社団法人for CIties」はタイ第二の都市チェンマイを舞台に、クリエイティブ・スペース「Kalm Village」とコラボレーションし、世界中のアーバニストと共に、これからの都市について考える都市の祭典「for Cities Week 2025」を開催します。現在、日本国内外から参加者を募集中です。
for Cities Week 2025 Chiang Mai
2021年にスタートしたfor Cities Weekは、これまで東京、京都、カイロ、ホーチミンの4都市で開催し、展示期間中には合計1,000人以上のアーバニストたちが訪れました。2025年のfor Cities Weekの舞台は、豊かな伝統文化と新しいクリエイティブシーンが共存する魅力的な都市、タイ・チェンマイです。
2025年5月26日~6月1日の1週間、チェンマイの街に滞在し、現地リサーチやワークショップ、展示会の共同制作をしながら、これからの持続可能な都市デザインの可能性を探ります。アートやクラフト、カルチャーの拠点「Kalm Village」を会場に、世界中のアーバニストと共に学び、考え、制作する濃密な1週間を過ごしませんか?
??プログラム詳細と募集概要はこちら
○ “for Cities Week”はこれからの都市のあり方をテーマにした学びの展覧会
for Cities Week 2022 カイロ
for Cities Weekは、一般社団法人for Citiesが世界のさまざまな都市で開催する、これからの都市のあり方について考える学びと実践のプログラムと展覧会です。
現地に滞在しながら行うフィールドリサーチや、多様なワークショップやトークセッション、街歩きツアーや現地の建築・クリエイティブスタジオへの訪問など、実践的に都市のこれからについて考え、学びを共有し合う1週間です。これまで、東京、京都、カイロ、ホーチミンの4都市で実施し、発表期間には、合計1,000人以上のアーバニストたちが訪れました。
??過去の展覧会の図録
- for Cities Week 2023 Saigon
- for Cities Week 2022 Cairo
- for Cities Week 2021 Tokyo, Kyoto
○ タイ・チェンマイにて1週間のプログラム
2025年 5月26日~6月1日の1週間、タイ第二の都市チェンマイを舞台に、クリエイティブ・スペース「Kalm Village」のコラボレーションと共に、for Cities Week 2025 を開催します。
Kalm Village
チェンマイは、長い歴史と豊かな伝統文化を有するタイ第二の都市であり、タイ北部の中心都市として発展してきました。自然環境も魅力のひとつで、周囲には豊かな森林が広がり、タイ最高峰のドーイ・インタノン山をはじめとする美しい山々に囲まれています。また近年は、地域の文化や技術、自然素材を活かした建築事務所や、アートやクリエイティブシーンでもさまざまな拠点やプレイヤーが登場し盛り上がりをみせています。
「Kalm Village」もその一つで、チェンマイ旧市街に位置するアート、クラフト、カルチャーセンターです。伝統的な家屋とモダンなデザインが融合した建物が中庭を囲むように配置され、ギャラリー、ワークスペース、セレクトショップ、カフェなどがあります。建築や食、ワークショップ、展覧会を通じて、文化や工芸、アートの分野で昔ながらの知恵や技術を次世代へ継承し、コミュニティに活気を与えることを目的としています。
○ 今年のテーマは “Tropical Urbanism(s)”
タイやベトナムのようなモンスーン気候の国々には、暑さや湿気と共存するための建築や暮らしの知恵・実践があります。しかし、西洋的なモデルを基準にする近代的な都市計画では、これらの知恵・実践が見過ごされてきました。
”Tropical Urbanism(s)”とは、タイのような熱帯地域における土着の知恵や日常の実践を都市デザインにどう活かし、実現していくかを世界のアーバニスト(=都市を主体的に楽しみ、都市の暮らしを創造する人)とともに考える試みです。
○ プログラム
for Cities Week 2025は、現地のフィールドリサーチ・ツアー・ワークショップ・展示制作を中心とする前半期間と、リサーチの成果を発表する展示フォーラムを中心とする後半期間に分かれており、2種類の参加方法をご用意しています。
- Fellowship : 5月26日~6月1日 (全期間)
全期間通し(1週間)で参加いただく基本プランです。前半では、フィールドリサーチや、ワークショップ、拠点視察を行い地域の素材や技術、暮らしについて理解を深めます。後半期間には展示制作を行いフォーラムで発表します。
- Participants:5月30日・5月31日・6月1日(後半3日間)のみ
後半に行われる展示フォーラムの入場プランです。3日間のうち、ご自身の好きなタイミングで自由に入場し、展示の閲覧やトークイベントへの参加、ネットワーキング、街歩きなど期間中のイベントに参加をしていただけます。
※リサーチ・制作への参加はございません。
- 5月26日~29日: フィールドリサーチ/ツアー/ワークショップ/展示制作
チェンマイ市内の複数エリアでフィールドリサーチを実施し、ツアーやワークショップを通じてまちへの理解を深めます。そこで得た課題やインスピレーションをもとに、展示制作に取り組みます。
・5月26日(月):フィールドワーク&ツアー
チェンマイ市内の建築事務所やスタジオを訪問します
・5月27日(火):フィールドワーク&ツアー
チェンマイの豊かな自然(ピン川や山岳地帯)の中で、土地に根ざした文化をリサーチします
・5月28日(水):フィールドワーク&ワークショップ
チェンマイ市内の建築事務所を訪問し、ワークショップを行います
・5月29日(木):展示の制作&インストール
リサーチのアウトプットをまとめ、展示会場(Kalm Village)にインストールします
- 5月30日~6月1日: 展示/フォーラム
リサーチの成果を発表する展示とフォーラムを開催します。展示会場を中心に、リサーチ成果の展示に加え、ローカルコミュニティと連携したワークショップ、トークイベントを実施。世界中のアーバニストたちと交流できる場となります。
タイムテーブル
※スケジュールは変動の可能性があります。最新情報はこちらのページをご確認ください。
○ 現地コラボレーター/登壇者(一部)
- Moonler Studio (コンテンポラリー家具ブランド)
- Jaibaan Studio(デザインアトリエ)
- Northforest Studio (建築設計事務所)
- Sher Maker (建築デザインスタジオ)
- Bangkok Tokyo Architecture (建築事務所)
- 中村航 (建築家)
○ 現地パートナー / ベースキャンプ / 展示会場
Kalm Village(チェンマイ旧市街)
Kalm Village
チェンマイ旧市街にあるアート・クラフト・カルチャーセンター Kalm Village [カーム・ヴィレッジ]がfor Cities Week 2025 Chiang Maiのメイン会場です。
○ 過去のfor Cities Weekの様子
https://www.youtube.com/watch?v=QeaSfz7uB2c
for Cities Week 2021 Tokyo, Kyoto
https://www.youtube.com/watch?v=M-H52NF7YPU
for Cities Week 2022 Cairo
○ 実施概要
- 実施期間:2025年5月26日(月)~6月1日(日)
- 実施場所:タイ王国・チェンマイ
- 費用(交通費・滞在宿泊費別):
- - 個人参加枠(全期間参加=Fellowship):10万円(税込)
- - フォーラム期間のみ(5/30~6/1のみ=Participants):3万円(税込)
- - 法人スポンサー枠:25万円(税込)~
一法人からおひとりが現地にてfor Cities Weekプログラム全期間にご参加いただけるほか、フォーラム期間に法人プレゼンテーションの枠(現地/オンライン)を1時間ほどご提供いたします。またプログラム終了後、現地でのリサーチや展示成果を盛り込んだレポートのご提供などナレッジをシェアする機会を設けさせていただきます。
- 参加手順:Googleフォームからお申し込み。申込期間:2025年4月30日まで
- 募集要項:for Cities Week 2025 Chiang Mai 募集要項
for Cities
[一般社団法人for Cities]
東京・京都に活動拠点を持つ都市体験のデザインスタジオ。
国内外の、建築やまちづくり分野でのリサーチや企画・編集、展示会の開催、教育プログラムの開発まで、国や分野を超えて「都市」の日常を豊かにすることを目指して活動しています。
「for Cities Week」をこれまで東京・京都・カイロ・ホーチミンで実施。
お問い合わせ先:info@forcities.org