京都新聞は西日本旅客鉄道株式会社と共同主催で、日本画を志す、創造性あふれた若い人材の活動を奨励し、京都の文化の発展に寄与することをめざす日本画新人賞「京都 日本画新展」の作品展を、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOにて開催します。
「京都日本画新展」は、日本画を志す若手作家の創作活動の奨励・支援を目的として2008年度に創設され、以来若手日本画家たちの自由な表現の場として、また同世代作家たちとの研さんの場として毎年開催してきました。本年も受賞作をはじめ、推薦を受けた20~40歳代までの30作家の意欲的な新作を、推薦委員を務める日本画家の作品とともに一堂に展観します。伝統と文化が今なお根づく京都から、作家たちとともに作り上げる日本画の「今」をご覧ください。
○展覧会概要
「京都 日本画新展2025」
【日 時】2025年2月7日(金)~2月16日(日) 計10日間
午前10:00~午後7:30(最終日は午後5:00まで)
※会期中無休、入館は閉館の30分前まで
【会 場】美術館「えき」KYOTO
(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 7階隣接)
【入館料】無料
【主 催】西日本旅客鉄道株式会社、京都新聞
【共 催】京都府、京都市、京都商工会議所
【後 援】京都府教育委員会、京都市教育委員会、KBS京都、エフエム京都
○出品作家によるギャラリートーク
出品作家が作品について解説するギャラリートークを、会期中の土・日・祝日を中心に実施します。作品の背景や作家の想いなど、作品の新たな見方や楽しみ方が広がる機会です。ぜひご参加ください。
※詳細は下記ホームページでお知らせします。
(http://event.kyoto-np.co.jp/event/shinten2025.html)
○受賞作品
(1)大 賞
○作者名 竹下 麻衣(たけした・まい)
○作品名 Laundry basketにて宝探しをする
綿布、岩絵具、水干絵具、箔、パステル
(2)優秀賞 : 2点
○作者名 紫嵐(しらん)
○作品名 小満の歓
紙本着彩、高知麻紙、岩絵具、水干絵具、膠
○作者名 田口 涼一(たぐち・りょういち)
○作品名 Sound of Silver -万華-
麻紙等、純金箔、純金泥、焼箔、耐変色性銀箔、銀泥
(3)奨励賞 : 3点
奨励賞・京都府知事賞
○作者名 西田 鳩子(にしだ・はとこ)
○作品名 家路
麻紙、ピグメント、岩絵具
奨励賞・京都市長賞
○作者名 高野 純子(たかの・じゅんこ)
○作品名 息吹
麻紙、墨、胡粉、水干絵具、岩絵具、金泥
奨励賞・京都商工会議所会頭賞
○作者名 千坂 尚義(ちさか・ひさよし)
○作品名 有霊論と丹後由良海景
和紙、布、木材、墨、胡粉、手作り絵具、藍
○出品者
荒木百花、入江俊平、宇野加奈子、大西佑奈、奥田有規、開藤菜々子、上岡奈苗、川島美樹、木岡史、北川咲、北野青空、小山大地、坂口鈴音、島本純江、清水薫、紫嵐、高野純子、田口涼一、竹内昌二、竹下麻衣、千坂尚義、土淵麻衣、中村妃菜、西田鳩子、野口愉加、服部由空、平田?子、前川祥子、宮城教人、宮本怜子
※五十音順、敬称略
○推薦委員
石股 昭(奈良芸術短期大学教授)
雲丹亀利彦(京都精華大学教授)
大沼 憲昭(嵯峨美術大学名誉教授)
川嶋 渉(京都市立芸術大学教授)
西久松吉雄(成安造形大学名誉教授)
村居 正之(大阪芸術大学教授)
※五十音順、敬称略
○選考委員
内田あぐり(日本画家、武蔵野美術大学名誉教授)
大野 俊明(日本画家、成安造形大学名誉教授)
澤田 瞳子(小説家、同志社大学客員教授)
下出祐太郎(蒔絵師、京都産業大学名誉教授)
村上 良子(紬織作家、重要無形文化財保持者)
※五十音、敬称略
チラシのダウンロードはこちら
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