大和学園地域健康栄養支援センターは、地域に密着して栄養や健康の課題解決を図りながら、健康長寿社会の実現をめざすため、2020年4月に開設されました。栄養講座、健康料理教室、子育て支援、 食物アレルギー対応事業、高齢者栄養ケア、スポーツ栄養等の事業を通じて生活習慣病の予防と健康増進のための啓発活動や食・栄養に関する情報発信を行います。またセンター事業を通じて得られる成果を、養成教育の教育・研究に活用することで、より実践的な専門職業人の養成に取り組んでいます。2021年4月には、センター内に「認定栄養ケア・ステーション」を開設し、地域密着型で食・栄養に関わるさまざまなサービス(食事の相談や料理教室・講習会など)を行ってきました。
●「認定栄養ケア・ステーション」とは
「認定栄養ケア・ステーション」は、公益社団法人日本栄養士会が進めている事業であり、栄養ケアを提供する地域密着型の拠点として、地域住民・自治体・健康保険組合・民間企業・栄養士養成校・医療機関・薬局などを対象に、栄養相談、特定保健指導、セミナー・研修会への講師派遣、調理教室の開催など、食・栄養に関する幅広いサービスを展開していくものです。
そしてこの度「食の未来セミナー2025」を開催することとなりました。テーマは「災害時に備える。食事と栄養管理。~地域の健康を守る。安全で安心な食の未来~」とし、京都栄養医療専門学校で講師を務める管理栄養士の湯面 百希奈と、当センターの主任で日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)のリーダーとしても活躍中の石伏 穣が講演を行います。
会場での直接参加に加えて、オンラインでも参加が可能なハイブリッド形式で開催します。ぜひご参加ください!
日 時:2025年3月15日(土)11:00~12:50(10:30受付開始)
会 場:【来場】京都栄養医療専門学校(定員60名)
【WEB】YouTubeライブ(定員200名)
参加費:無料
講演I:「災害時に知っておきたい栄養管理と健康維持」
講 師:湯面 百希奈(京都栄養医療専門学校講師/管理栄養士)
ライフラインの停止が予測される非常時に、栄養バランスを保つための工夫や食事方法について解説します。限られた環境下でも健康を維持するための実践的な知識を提供し、備えの重要性をお伝えします。
講演II:「災害時現場から学ぶ。実践的な食事管理法」
講 師:石伏 穣(大和学園地域健康栄養支援センター主任/管理栄養士)
能登大震災の復興支援チームに参加した石伏が、避難所での炊き出しや非常食の提供、調理法、栄養管理の実際について実習を交えて教えます。実際の災害現場に基づく具体的な対応方法を学ぶ実演編です。
参加申込:下記URLから必要事項を入力の上、お申し込みください。
https://forms.gle/VVHsNmV7VMW5tBEC7
お問合せ:学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校 地域健康栄養支援センター
TEL 075-872-8500(担当:教育支援部)
〒616-8376 京都市右京区嵯峨天竜寺瀬戸川町18-39
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●大和学園地域健康栄養支援センター
https://www.kyoto-eiyoiryo.ac.jp/blog/thnsc
●京都栄養医療専門学校について
厚生労働大臣指定管理栄養士・栄養士養成施設、日本病院会認定校。高度な実践力とホスピタリティマインドを兼ね備えた管理栄養士、栄養士、医療事務、医療秘書、診療情報管理士の養成に努めています。
◆管理栄養士科[4年制]
https://www.kyoto-eiyoiryo.ac.jp/course/kanri/
◆栄養士科[2年制]
https://www.kyoto-eiyoiryo.ac.jp/course/eiyou/
◆医療事務・医療秘書科[2年制]
https://www.kyoto-eiyoiryo.ac.jp/course/jimu/
◆診療情報管理士科[3年制]
https://www.kyoto-eiyoiryo.ac.jp/course/shinryou/
●学校法人大和学園について
学校法人大和学園は1931年創立。京都市内に京都調理師専門学校、京都栄養医療専門学校、京都製菓製パン技術専門学校、京都ホテル観光ブライダル専門学校の4つの専門学校とラ・キャリエール クッキングスクールを展開。「栄養、医療・福祉、調理、製菓・製パン、食育、ホテル、ブライダル、ツーリズム」分野の職業教育を提供し、専門知識と技能やホスピタリティマインドと人間力を兼ね備えたスペシャリストを養成しています。
https://www.taiwa.ac.jp/