プレスリリース

【導入事例紹介】水木塁氏のアート制作に3Dプリントが貢献、YAM受託造形サービス活用の実例を公開

リリース発行企業:株式会社YOKOITO

情報提供:

株式会社YOKOITO(本社:京都府京都市、代表取締役:中島 佑太郎)は、 Formlabs社製の光造形方式3Dプリンターを活用したアーティストの水木塁氏の制作事例を紹介する記事をAM関連事業部門であるYokoito Additive Manufacturing(以下YAM)のウェブサイトにて公開しました。



水木氏に取材し、「デジタルファブリケーションで広がるアートの可能性──先駆植物を樹脂の積層で表現する」を公開しました。
本記事では、先駆植物「アカメガシワ」をテーマにした作品制作の背景や、水木氏の創作活動における3Dプリンターの活用、YAMとの協働を通じて見えてきたアートと技術の新しい関係性について詳しくご紹介しています。
彫刻・都市・自然を横断する水木氏の視点と、YAMの技術支援による新たな表現手法の実践は、アートのみならず、ものづくりに関わる多くの方にとって示唆に富んだ内容となっております。
インタビュー記事

取材の背景
都市と自然、人工と有機、その境界に着目したアーティストの水木塁氏は、先駆植物「アカメガシワ」をテーマに、光造形方式の3DプリンターForm 4シリーズを活用した作品を制作されました。コロナ禍をきっかけに、自宅のベランダという都市と自然の境界で過ごす時間が増えた水木氏は、人知れず成長し続ける雑草の姿に「見えない力の存在」や「人間と環境の関係性の再考」を見出しました。
こうした着想をもとに、「あえてサポート材を見せる」など従来とは異なる視点から制作がスタートしました。これらを可能にするため、YAMとの技術協力が実現しました。

YAM 3Dプリントサービスとは



AM技術を活用した設計支援・試作・小~中量生産までを一貫して提供しています。
多様な素材・造形方式に対応する設備環境を備え、自社内で実験・研究を重ねながら、クリエイターや研究者、企業の課題解決に寄り添ったものづくりを実現しています。プロジェクトごとに専門のスタッフが伴走し、技術と表現の両立を可能にする柔軟なサポート体制が特長です。
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Form 4シリーズとは



今回の制作で使用したForm 4は、Formlabsが開発した次世代のMSLA方式の光造形3Dプリンターで、高速かつ高精度な造形を実現する最新モデルです。独自技術「Low Force Display(LFD)」を採用し、造形スピードと精度の両立を可能にしています。

Form 4シリーズの特長
- 高速造形:従来機種と比べ最大4倍のスピードで出力が可能です。
- 高精細:0.05mm単位のディテールもなめらかに再現し、さまざまな分野にも対応可能です。
- 多様な材料対応:エンジニアリング用・医療用など30種類以上の樹脂に対応しています。
- 使いやすさ:直感的なインターフェースと高い再現性で、導入から運用までスムーズです。
- 安定性:独自設計のライトエンジンにより、長時間運用でも安定した造形品質を保ちます。

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アート領域におけるデジタル技術の可能性
3Dプリンターをはじめとするデジタルファブリケーション技術は、アート領域における表現手法や制作プロセスに新たな選択肢をもたらしています。
YOKOITOでは、今後もアーティストやクリエイターとの共同制作を通じて、デジタル技術が持つ可能性を探求し続けてまいります。
AMの活用にご興味のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

株式会社YOKOITO
DF(Digital Fabrication)技術を通じて、「全てのアイディアをカタチにできる社会を目指す」をミッションに2014年に創業。歯科向け及び一般向け3Dプリンターの販売事業からはじまり、研究開発分野である「新工芸舎」の立ち上げ、そして2021年10月にはAM技術の研究と普及を目指すブランド「Yokoito Additive Manufacturing」を立ち上げる。

また同年、AM技術の研究・普及、3Dプリントサービス施設として「Yokoito Additive Manufacturing Center」を京都市内にオープン。
AM技術を背景にした生産プロセスの改革により、日本のモノづくりを発展させる事業を展開中。現在、自動車・家電・コンシューマー製品等の大手メーカー・サプライヤーや全国の主要大学・研究機関をはじめとする1200以上の顧客へAM技術に関するソリューションおよびサービスを提供している。

2022年11月よりDfAMからポストプロセスを含めたAMエコシステムの提供を開始。

【YAMが提供するサービス】
・3DプリンターなどのAM関連装置導入・導入後の支援
・DfAMコンサルティング
・3Dスキャニングおよび3Dデータ作成・編集
・AM量産支援/3Dプリントサービス
・AMに関連する各種講習・教育の実施
などAMに関わるトータル支援

代表者:代表取締役 中島 佑太郎
所在地:〒600-8357 京都府京都市下京区柿本町588-22
設立:2014年3月
事業内容:Additive Manufacturingにおける、ソリューション開発事業/ツールソリューション事業/研究開発事業
資本金:6800万円
URL:https://www.yokoitoinc.com/

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