冬の京都で「新酒造り」特別公開へ-「ニューツーリズム創出事業」支援受け

写真提供:松本酒造株式会社 
(※写真はイメージ)

写真提供:松本酒造株式会社 (※写真はイメージ)

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 京都に関する出版物やサイトの企画・制作を手掛ける企画会社「のぞみ」(京都市中京区御池通間之町東入ル、TEL 075-254-0789)は来年1月11日から、京都伏見の酒造会社で新酒造りの特別公開を行う。

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 京都市の「ニューツーリズム創出事業」の支援を受けた同企画は、これまで一般見学を受け入れていなかった松本酒造と招德酒造(伏見区)の協力を得て実現。伏見から幅広い世代に向けて日本酒の魅力をPRしたいという思いで企画に至った。

 特別公開では、新酒造りの見学や、当主の案内による酒蔵見学、利き酒体験を行い、見学後は伏見の町を自由に散策してもらう。伏見の見どころを記載した特製マップ「伏見幕末さんぽ」は、同社オリジナルのもので今回のみ配布する。

 松本酒造は1791年創業。「桃の滴」「日出盛」などの銘柄がある。近年ではイタリア料理に合う日本酒「RSSIMO」を発売。茶室を備えた迎賓館や枯山水庭園を持ち、大正・昭和の蔵や明治に作られたレンガ造りの煙突などを見ることができる。招德酒造は1645年創業。「花洛」「きもと」などの銘柄があり、女性が杜氏を務める酒蔵。木造の蔵や大きな梁(はり)が見どころで、英語での案内も行う。

 同社担当の白井さんは、同イベントの目玉を「ただ蔵を見学して終わるのではなく、職人さんと対話できるところにある」と話す。「少しでも日本酒を身近に感じていただき、見学が終わるころには『日本酒を飲んでみよう』と感じてもらえれば」と意気込みを語る。

 開催日時は1月11日~2月28日の9時30分~11時。月曜・火曜・木曜・金曜=招徳酒造、水曜・土曜・日曜=松本酒造。チケットは同社で電話予約を受け付けるほか、市内のホテルで扱う。料金は1人2,500円(20歳以上)。

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