先斗町で営業するイタリアンレストラン「トラットリア ラ カヴァリーナ」(京都市中京区先斗町三条下ル)が10月28日、烏丸高辻に姉妹店「ラットンゾーロ ドーロ」(下京区高辻通烏丸東入る、TEL 075-352-7555)をオープンした。
店舗面積は約22坪。カウンター15席とテーブル16席を用意する。同店でシェフを務めるのは先斗町店からのスタッフである廣瀬圭介さん。「四条通りの喧騒(けんそう)から少し離れたこの場所は静かで落ち着いた雰囲気。ここで楽しく営業していければ」と話す。
料理メニューは、先斗町店のものをベースに新しいメニューを提供する。中でも廣瀬さんの「おすすめ」は、希少価値の高い千葉県産ダイヤモンドポークを使った「肩ロースとじゃがいものオーブン焼き」(1800円)や、先斗町店でも人気の「トロフィエのバジリコペーストのパスタ」(1600円)など。ランチメニューは、それぞれに自家製パン4種類が付いた「パスタランチ」(ドルチェ・コーヒー付き、1,400円)と「ワンプレートランチ」(ジェラートまたはコーヒー付き、1,000円)の2種類を提供する。
同店では、山梨県勝沼産のワインを中心に50種類以上の国産ワインをそろえる。「京都でこれほど多くの国産ワインを提供できるのは珍しいのでは」と廣瀬さん。「国内で、一生懸命ワインを作っている生産者の思いをお客さまに届けたい」とも。メニューリストにないものでもリクエストすれば、好みに合ったワインを提供してくれるという。グラスワインは600円~。
「トラットリア ラ カヴァリーナ」は2000年10月28日にオープンした。オーナー兼シェフは沖田晋一さん。偶然にも「ラットンゾーロ ドーロ」のオープンも10月28日。「来年の10月28日は、『トラットリア ラ カヴァリーナ』の10周年と、『ラットンゾーロ ドーロ』の1周年を一緒にお祝いするのが楽しみ」と沖田さん。ちなみに「ラットンゾーロ ドーロ」はイタリア語で「金の子豚」を意味するという。
営業時間は、月曜~金曜=ランチ11時30分~13時15分(ラストオーダー)、ディナー17時30分~24時(ラストオーダー)、土曜・日曜・祝日=15時~24時(ラストオーダー)。