京都デニム(京都市下京区小稲荷町、TEL 075-352-1053)は10月20日、「京都デニー」という名のオリジナルマスコットを発表した。同日より、ハロウィーンの期間限定で5点のみ販売する。
同店で販売するデニムは、京都の伝統である友禅染の技法を生かしたオリジナル生地で作られており、海外にもファンが多い。京都の伝統的な染色をもっと身近に感じてもらおうと、外国の伝統行事であるハロウィーンを通して、染色ならではのカラーバリエーションが豊富なオリジナルデニム生地で作られたマスコットを考案した。デザインした同社デザイナーの桑山豊章さんは「世代や性別、国境を越えて京都の染色やテキスタイルの表現力を多くの人に知ってほしい」と話す。
いずれも京友禅染の職人が手作業で染め上げているため、一つひとつ違った色柄でオリジナリティーあふれる表情を楽しめる。同社プレスの宮本和友さんは「単なるかわいいキャラクターというよりは、ゆるキャラに近い。長い腕と大きな口で愛くるしい存在感がある」と話す。
「みんなに愛されるキャラクターになって、このマスコットもプレゼントなどに選んでもらえれば」と宮本さん。期間限定の予定だが、人気が出れば今後も販売を続ける可能性もあるという。
価格は7,980円。11月3日までの期間限定で、同店京都駅前ショールームのみで販売する。営業時間は10時~20時。水曜定休。