お笑いタレントの島田紳助さんが司会を務める日本テレビ系列の番組『人生が変わる1分間の深イイ話』内の“平成の新選組プロジェクト”から誕生した新ユニット「新選組リアン」のメジャーデビューイベントが10月14日、東寺(京都市南区九条町)で開催され約8,000人が詰めかけた。
島田さんの地元である京都の観光人気を復活させたいという思いから生まれたプロジェクトで、京都市や近郊の大学生2,518通の応募者の中から、デビューへの切符を手にした森公平さん、榊原徹士さん、山口純さん、関義哉さん、國定拓弥さんの5人のメンバーから成る同ユニット。ユニット名の「リアン」はフランス語で「きずな」を意味する。
メンバーはあいにくの雨模様の中、東寺をバックにデビュー曲「男道」などを披露。メンバー自ら観客に振り付け指導も行った。イベント途中、島田さんからの激励のVTRが場内に流れると、メンバーが感極まって涙ぐむ様子も見られた。
宇治市からライブを見に来たという高木さんと新さんは「オーディションの時からずっと見ていたので頑張ってほしい。京都の代表として、京都の良いものをどんどん発信して、観光客を増やして」と期待を込めた。
今回イベント会場となった東寺では2007年に「Live Earth(ライブアース)」が開催され、世界7都市で順次開催された同イベントの中でも世界遺産でのライブということから異彩を放った。今回は駐車場に特設ステージを組むなど、さらに大掛かりなものとなり、ライブアースを上回る過去最大規模のライブとなった。