京都駅ビルに特設映画館出現-名画中心に50作品上映

京都・ボストン姉妹都市提携50周年記念」の一環として行われている「駅ビルシネマ・姉妹都市映画祭」

京都・ボストン姉妹都市提携50周年記念」の一環として行われている「駅ビルシネマ・姉妹都市映画祭」

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 京都駅ビル7階東広場(京都市下京区烏丸通塩小路下ル)で9月1日から、「駅ビルシネマ・姉妹都市映画祭」が開催されている。主催は京都駅ビル開発。京都みなみ会館(南区西九条東比永城町)をプロデュースするRCSが同映画祭プログラムを企画した。

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 「京都・ボストン姉妹都市提携50周年記念」の一環として行われている同映画祭。普段は広場として開放されている京都駅ビル7階東広場に期間限定の映画館を仮設した。席数は76席。RCS代表の佐藤英明さんは「もともと駅前で上映したい気持ちがあった。映画館の魅力を出していきたい」と話す。

 期間中、京都市の姉妹都市のあるアメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、中国、メキシコ、チェコ、ウクライナ、クロアチアの9カ国の映画と京都を舞台にした日本映画を50作品以上を上映する。1950年代の作品から新作まで幅広い年代の作品を並べた。

 上映作品は、「2番目のキス」(2005年、ボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー監督)、「さらば、わが愛 覇王別姫」(1993年、チェン・カイコー監督)、「ベルリン・天使の詩」(1987年、ヴィム・ヴェンダース監督)、「シェルブールの雨傘」(1964年、ジャック・ドゥミ監督)など名画を中心に1日4~5作品上映する。未公開のロードショー作品「地下鉄のザジ 完全修復ニュープリント版」(1960年、ルイ・マル監督)、「クリーン」(2004年、オリヴィエ・アサイヤス監督)など。

 佐藤さんは「単純に古い作品ではなく作り手の熱意が伝わる名画を集めた。今見ても面白い名画座の役割が担えれば」と話す。

 料金は1作品ごとに、前売り=800円、当日=1,000円。ロードショー作品は、一般=1,800円、学生=1,500円、シニア=1,000円。10月31日まで。

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