関西学生広告連盟は8月22日、賀茂大橋近くの鴨川河川敷サッカーグラウンドで映画上映会「夏の鴨川座『カモシネマ5』」を開催する。
「カモシネマ」は、「さまざまな魅力を持つ鴨川を、多くの人に好きになってもらうきっかけを作りたい」と2005年から始まったもの。昨年は雨天のため延期となり、開催当日も悪天候だったが約100人が来場した。来場客からは「鴨川で映画を見るのはとても新鮮で、映画をより楽しむことができた」という感想が寄せられたという。
5回目を迎える今回は、「1979年のとある田舎町」を舞台にした青春コメディー「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」を上映。この作品を選んだ理由について、同団体の広江佳名子さんは「河川敷での花火大会のシーンが出てくるなど、夏の鴨川の雰囲気にピッタリ。笑いあり、涙ありのストーリーは老若男女問わず楽しんでいただけるのではと考えた」と話す。
今年の動員目標は500人。「川のせせらぎが聞こえ、涼しい夜風が吹く中での映画鑑賞はとても気持ちがいいもの。『カモシネマ』でしか味わえない雰囲気がそこにはある」と広江さん。
上映開始は19時。入場無料。雨天時は8月29日に延期。