情報サービスなどを手掛けるベンチャー企業「SOBAプロジェクト」(京都市下京区中堂寺南町)が運営する会員制ウェブサイト「手塚治虫マガジン倶楽部」で4月22日から、同サイトオリジナルグッズ「一澤信三郎帆布×手塚治虫マガジンコラボ帆布カバン&アトムぬいぐるみ」が販売されている。
同社は2000年に発足した、京都大学を中心とする大学(京都大学、東京大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学)と企業(オムロン、NTTコムウェア)の産学官共同プロジェクト「SOBAプロジェクト」を母体に生まれたベンチャー企業で2005年設立。
第1弾はかばんの製造直売店「一澤信三郎帆布」(東山区)とのコラボ企画で、シンプルで使い勝手の良いトートバッグ「手塚治虫マガジン倶楽部 アトムかばん」。帆布と呼ばれる厚手の綿素材を使用した職人の手作りのかばんで、柄の一つひとつはアトムの顔で構成されている。細かい柄は、捺染(なつせん)により表現した。「老若男女問わず、幅広い年齢層の方にご愛用いただける商品」と同社広報担当の井村美和さん。「シンプルに、使いやすく、飽きが来ない。それでいてちょっとだけ遊び心がある」をコンセプトに、「アトムの顔が正面と後面で交互に並んだデザイン。たくさんいるアトムの中に表情の違うアトムが隠れている」(同)。価格は、小=10,500円、大=15,750円。
第2弾は「アトムぬいぐるみ」でアトムの顔をモチーフにしたプリントデザイン。身長約54センチ、座高約35センチで、価格は15,750円。
「手塚治虫マガジン倶楽部」は会員制ウェブサイトで、会費は月額1,050円。デジタル化された「手塚治虫マンガ」400冊を自由に検索・閲覧でき、「手塚治虫氏モーション・マンガ」も視聴可能。気の合った会員同士で作品を語り合う場「ミーティングルーム」を設け、マンガチャットに加えビデオチャットもできる。