京都と神戸の3会場で4月25日から、「ヒマラヤ国際映画祭 WEST JAPAN 2009」が開催される。会場はウィングス京都(京都市中京区東洞院通六角下ル)、京都みなみ会館(南区西九条東比永城町)、神戸映画資料館(兵庫県神戸市)。
同映画祭はオランダ・アムステルダムにある「ヒマラヤ・アーカイブ・ネーデルランド」の主催で2003年にスタート。2006年と2008年には東京で開催された。西日本での開催は今回が初めて。ヒマラヤの自然、伝統的文化、地球温暖化、紛争、チベット問題などを、世界各国のドキュメンタリー映画で伝える。
上映作品は「盲目のクライマー」「尼僧の智慧」「雷龍の国へ!」「チベット難民」など計30本。環境部門、冒険部門、政治・人権部門、貧困・開発部門、文化部門に分けられ、多様な構成となっている。1プログラムで2作品を上映(一部長編1作品のみ)。
同映画祭の担当者は「ヒマラヤには今の地球を象徴する問題がたくさん起こっている。映画祭でヒマラヤのみならず世界や日本のことにまで思いを巡らせてほしい」と話す。今月25日にはウィングス京都でオープニング・セレモニーも行う。
1プログラムの料金は、当日=1,300円(前売り=1,000円)。上映日程は、ウィングス京都=4月25日・26日、京都みなみ会館=4月28日~5月8日、神戸映画資料館=5月2日~6日。