タクシー業を展開するエムケイ(北区上賀茂)は1月25日、プラネタリウムや3D映像を備えた、イベント・バンケットスペース「ShinCiel(シンシエル)」(中京区河原町三条上る、TEL 075-212-8533)をオープンした。
同スペースは、3D機能搭載モデルは国内で初めてとなる、コニタミノルタプラネタリウム社製のデジタルプラネタリウム「メディアグローブ」を導入。立体的な宇宙空間の投影、BC50万年前からAD50万年後の星空の再現、宇宙旅行が疑似体験できるほか、各種3D映像も投影可能。「本格的なプラネタリウムを導入したイベントスペースは全国でも珍しい」(同社)という。音響設備も完備し、クラブイベントなどの開催も可能で、床にはLED(発光ダイオード)600個を埋め込み、色彩と光による演出も自在にできる。
エムケイは「Ciel(シエル)」のブランドで、大人向けのカラオケやインターネットカフェ事業などを展開している。今回の「シンシエル」のオープンは、エムケイ青木信明社長が「子供のころに見たプラネタリウムの美しさが忘れられず、同様の感動を多くの人に体験してほしい」という思いからだという。名称は、英語の「shine(輝く)」とフランス語の「Ciel(空)」の造語。
トータルプロデューサーの小泉さんは「『シンシエル』はあらゆる目的のエンターテインメントが可能。音楽と食事を楽しみながら星空や3D映像を、たくさんの人に楽しんでほしい」と話している。
今後は、レンタルスペースとしての利用のほかに、毎月第1金曜にラウンジパーティーの開催を予定している。プラネタリウムクリエーター、大平貴之さんとのコラボも企画中だという。
食事はフレンチビュッフェで、料金は8,400円(飲み放題)から。椅子席50名。予約のみ受け付ける。