「Boulangerie MASH Kyoto(ブランジェリー マッシュ キョウト)」(京都市下京区東洞院通高辻下ル、TEL 075-352-0478)は2月上旬、新商品となるパン「アンジェリーナ」を発売した。発売から1カ月がたち、売れ行きが好調のため定番メニューに加えるという。
同商品は、外はホワイトショコラでコーティング、仕上げにはライムの皮をすって甘さを引き締めた、自家製フロマージュカスターのピラミッド型のパン。「フランスのカフェで食べたケーキにヒントをもらい、ライムの皮を使うなどして、日本ではなかなか味わうことができないような、フランスの香りをイメージして作った」とオーナーの増野さん。今後は、季節のフルーツを取り入れて商品を展開していく予定だという。
そのほか、「クロワッサン」(170円)や「クリームパン」(140円)、「アップルパイ」(200円)なども人気で、常時約40種類の商品を販売している。「小麦粉の価格高騰などで商品を値上げ店が多い中、値段はそのままで頑張ってきた」と話す増野さんの言葉通り、店内に並ぶ商品の価格はどれも「お手ごろ」と好評だという。
増野さんによると、「お客様の大半は近くの方が多いが、近隣のホテルに宿泊されている観光客の方が朝食用にと買いに来られることも。またブログを見て、兵庫県や三重県など遠方から来てくださるお客様もいる」という。
今月25日でオープン5周年を迎える同店では、記念のイベントを予定。営業時間は8時~19時30分。火曜、第1・2水曜定休。