大学コンソーシアム京都は2月15日、キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下ル)で「京都学生アートオークション」を開催する。開催は今回で3回目。
各大学のカリキュラムではあまり扱われないアートマーケットの仕組みを学生時代に学ぶことで、芸術系大学生のキャリア教育に取り組むことが狙い。大学コンソーシアム京都の渡邉浩子さんは「アーティストとして活動するための知識や経験がないことが、卒業後の制作活動をあきらめざるを得ない理由になっている。自分の将来を真剣に考えるきっかけになれば」と話す。
同オークションには京都精華大学、京都嵯峨芸術大学、京都嵯峨芸術大学短期大学部、京都造形芸術大学、京都教育大学の5大学23人の学生が40点を出品する。オークショニアは元サザビーズ日本法人代表の柴山哲治さんが務める。
今回からは、同会場1階のオープンスペースで開催する。「普段アートやオークションになじみがないと感じていらっしゃる方にもご参加いただきたい」と渡邉さん。同10日から同会場で出品作品を展示している。
開催時間は15時~18時。入場無料。