水尾のユズを使ったショコラ-京都のパティスリーとKBSがコラボ販売

写真=ユズを用いたショコラ「柚(ゆう)」

写真=ユズを用いたショコラ「柚(ゆう)」

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 KBS京都(京都市上京区烏丸通り一条下ル)は12月21日、京都市右京区のユズを用いたショコラ「柚(ゆう)」の販売を開始した。

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 同商品は、KBS京都・京セラコミュニケーションシステム・FM京都が運営するECサイト「京都生活」の新商品。ユズの名産地として知られる水尾地区(右京区)のユズを用いたショコラで、パティスリー「オ・グルニエ・ドール」(中京区堺町通錦小路上ル)の西原金蔵さんが手がけたもの。西原さんはフランス三ツ星レストランのシェフ、アラン・シャペルの愛弟子としても知られる。

 内容はユズトリュフ、ユズピールショコラ、ユズキャラメルが入ったセット。価格は、小(トリュフ4個、ピールショコラ6本、キャラメル5個)=2,100円、大(トリュフ6個、ピールショコラ8本、キャラメル6個)=3,150円。包装紙には大正期から昭和初期にかけ活躍した京都出身の画家、小林かいちの絵を用いた。「かいちの大正ロマンな画風は、ユズとショコラの和洋折衷なお菓子にぴったりだった」と同社担当者の酒見さん。

 酒見さんは「水尾の里は過疎化が進み限界集落の危機に直面している。ユズを通して少しでも多くの方が水尾の里を知るきっかけになれば」と話す。同局ではこの問題を取り上げたドキュメンタリー番組も制作、昨年12月に放送した。

 予約は「京都生活」「オ・グルニエ・ドール」で受け付ける。現在までの予約状況は好調で、40~50代の購入が多いという。「今後は20~30代の方にも知っていただければ」(同)とも。

 販売は大・小合わせて3,000箱を予定。予約受け付けは2月末まで。

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