デザインユニット「花田寸暇(はなだすんか)事務所」は8月2日から、ミーナ京都(京都市中京区三条河原町)で、デザインTシャツ展「ぱおぱお~花田寸暇事務所とオンナのコたち展~」を開催する。会場は、地下1階のミーナスペース。
花田寸暇事務所は、「和ポップ」の世界をテーマに活動している京都在住のデザイナー2人から成るデザインユニット。
同展では、同ユニットがユニクロの展開するTシャツ専門店「UT」で手掛けた、さまざまな企業とのコラボレーションTシャツ約55点を一堂に展示する。コラボレーションした企業は小津産業、小松飲料、京菓匠・鶴屋吉信、大島椿など。
同ユニット・藤戸美和世さんは「デザインは常に2人でやっていて、フィニッシュまで必ず2人の手が入っている。小松飲料は、昔ながらのラムネ瓶を大胆に涼やかに表現した。大島椿は、古き良き時代のボトルデザインが特徴の大島椿油をレトロポップに表現した」とTシャツデザインのポイントを話す。
同展では、Tシャツ展示のほか、京都に暮らす女性アーティストによる京都発のクリエーション作品の展示も行う。着物デザイナー・谷川幸さんとフォトグラファー・桑原優希さんによるコラボレーション作品は、詩人・佐藤ミカエルさんをモデルに起用したもの。佐藤ミカエルさんは詩人としても同展に参加し、自筆の作品を展示する。そのほか、イラストレーター・吉田ミカ子さんのイラストや服飾雑貨クリエーター・ヒトミチョセさんのぬいぐるみや衣装なども。
藤戸さんは「すでに第一線で活躍しているオンナのコ、これから世に出るであろうオンナのコ、キラキラ輝いて可愛さもありつつパンチのあるステキなコたちを花田寸暇事務所がセレクトした。京都のオンナのコパワーを感じてほしい」と話す。
開催時間は11時~21時。入場無料。8月19日まで。