伝統工芸研修「わざゼミ」-京都芸術センターで報告作品展

京都芸術センターが主催する伝統工芸の研修講座「わざゼミ」参加者の作品展が7月1日より、開催されている。写真=西山裕希子さんの作品「交差する旅」一部分。

京都芸術センターが主催する伝統工芸の研修講座「わざゼミ」参加者の作品展が7月1日より、開催されている。写真=西山裕希子さんの作品「交差する旅」一部分。

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 京都芸術センター(京都市中京区室町通蛸薬師下る、TEL 075-213-1000)が主催する伝統工芸の研修講座「わざゼミ」参加者の作品展が7月1日より、開催されている。

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 同センターは、2006年より「創作活動を行う人に伝統工芸を学ぶ機会を提供する」ことを目的とした研修講座「わざゼミ」を開講。希望者を募集し、審査員の選考で参加者を決定。選ばれた参加者は1年をかけてさまざまな工房での実習や見学を行い、京都に息づく伝統工芸の「現場の姿」を体験する。昨年度は染めや織りなどの工房を訪れた。

 同展は、昨年の夏に選考で選ばれた参加者、巽美由紀さん・谷本良子さん・西山裕希子さん・林塔子さん・村山順子さんによるもの。5人の参加者が「わざゼミ」を通じて学び経験してきたことを紹介し、そこから生まれた新たな作品を、それぞれが学んだ技法を用いて1人1~2点展示する。

 出展作品について、同展関係者の山本麻友美さんは「皆さんとても細かい作業をしているので、じっくり見てほしい。ぱっと見るとあまり分からないかもしれないが、かなり変なことをしている。時間も労力もかかった力作ぞろい」と話す。

 期間中、5人による「アーティスト・トーク」や、工房の職人を講師に迎えた初心者向けのワークショップも行う予定。開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料(ワークショップは別途参加費が必要)。今月13日まで。

京都芸術センターで公募展-描かれたイメージが溶解する映像作品も(烏丸経済新聞)京都芸術センター

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