shin-bi(京都市下京区烏丸通四条下ル COCON烏丸3階、TEL 075-352-0844)で5月2日より、「あの頃にカエル」里山生態模型展が開催されている。主催は、涌本製作所「カエル工房」(鳥取県西伯郡)。
2002年設立の同工房は、都会では去りつつある両生類や爬虫類、魚類などを精密な造りで再現し、自然史系博物館や資料館の展示物の製作などを手がけている。
同ギャラリーはオープン当初から同工房の商品を取り扱っており、「いつかギャラリーで展示をしたい」という思いから企画された。京都のギャラリーでの展示は今回が初。
同ギャラリーで取り扱う商品のうち、バッグやポケットに取り付けられる「さりげなく飼エル」(2,625円)などが通年の人気商品。同展開催後は、「ぺたりアマガエルスプーン」(1,050円)やキーホルダ、ストラップなどの小物がよく出ており、リアルな置物は男性の購入者が多いという。
展示では、「カエルいろいろリング」「アマガエル七変化」「メダカの棲む小川」など100点以上の作品を展示しており、女性や子どもが多く訪れているという。同展担当者は「かなりリアルで、そのリアルさに驚かれる方も多い。気持ち悪いけどかわいい作品」と話す。
営業時間は11時~21時。入場無料。6月1日まで。