梅小路公園・緑の館で巡回展「書道と和紙のプロジェクトinひのはら」
文化庁が主催する「書道と和紙のプロジェクトinひのはら」京都巡回展が2月13日~15日の3日間、梅小路公園・緑の館(京都市下京区観喜寺町)で始まった。
同プロジェクトは、東京都檜原村を舞台に、「書道と和紙を現代の思想やテクノロジーと交差させる取り組み」として実施。2025年11月~12月に檜原村で展示や体験型プログラムを行い、1月には東京・代官山で関連展示とレクチャートークを開いた。京都展が巡回の最終会場となる。
企画・キュレーションには一般社団法人「クリエイティブクラスター」が協力。檜原村では国重要文化財「小林家住宅」や「アーツキャンプひのはら」で、和紙作りや書の体験プログラムを展開した。
会場では、メディアアーティスト・落合陽一さんが檜原村に滞在して制作した書の作品「神人共食-ヌル講の直会-計算機自然」のアーカイブ展示のほか、書家・川邉りえこさんを中心とする「現代文人五人」による檜原産和紙を使った立体書作品を紹介。制作過程を記録した映像や、子どもたちが参加した教育プログラム「書塾」の成果作品も展示する。
クリエイティブクラスター代表の岡田智博さんは「コロナ禍とDXなど、『書く』という生活の中の文化に触れる機会がどんどん薄れていく中、自然と循環する身体性のある表現として書道を次世代へと接続する取り組み」と紹介する。
開催時間は10時~17時(15日は16時30分まで)。入場無料。