西本願寺(浄土真宗本願寺派本山、・京都市下京区本願寺門前町)とデジタルアートを手掛ける手がけるNAKEDがコラボした「NAKED光の本願寺2024秋の特別公開」が10月1日、始まった。
世界遺産登録30周年と立教開宗800年を記念して行われる同イベントで、は、京都市と宇治市、大津市で広域展開するアートプロジェクト「NAKED GARDEN KYOTO2024」の一環で開かれる。
来場者には、オレンジや緑などでもみじモミジとイチョウの葉が地面に照らし出される「ディスタンス提灯(ちょうちん)ちょうちん」を持って境内を巡るってもらう。手水舎や御影(ごえい)堂では、来場者参加型のアートを展開する。
通常非公開で、金閣・銀閣と並び「京都三名閣」と称される飛雲閣(通常非公開)はライトアップとスモークで、飛雲閣の名の由来となった「雲の上に浮かぶ名閣」を演出する。1日40人限定で飛雲閣でお茶を体験できるチケット(6,000円)も用意する。
イベント期間中の限定日には、国宝で通常非公開の「書院(同)」を特別公開する。門主が客と対面したりもてなしたりする時などに使われた対面所の「鴻(こう)の間」や「白書院」では、書院造りに特徴的な違棚や帳台構え(ちょうだいがまえ)など書院造りの特徴のほか、障壁画や動植物の彫刻の意匠の欄間(らんま)を見てもらう。
NAKED広報担当者は「樹齢400年の大銀杏イチョウもこれから美しく色付くのでライトアップとともに楽しんでもらえたら」と話す。
チケットのチケットは「アソビュー」などチケットサイトで取り扱う。料金価格は、小学生=2,600円、中学生以上=4,000円ほか。チケットは「アソビュー」などチケットサイトで取り扱う。今月16日まで。