GKC烏丸二条教室(京都市中京区蒔絵屋町、TEL 075-746-6201)が10月からロボッチャ教室を開講する。運営は「成基」(京都市)。
「ロボッチャ」はカーリングに似たルールを持つ競技の「ボッチャ」とロボットを組み合わせた競技。2つのチームがロボットを使ってそれぞれ赤と青のボールを6球投げ、的となる白いボール(ジャックボール)に近づけた方が勝利する。
同教室は平日に学童教室を運営しており、ロボッチャ教室は休日の空きを活用して行う。プラスチック製ブロック玩具でロボットを組み立てたり、自分で制御したりして、実際にロボットを使って競技を行う。
9月21日に行われたスタッフの試技では、思わぬ方向にボールが転がって笑いが起きたり、「相手のコースをふさごう」などと戦略を話し合ったり、逆転劇に拍手やガッツポーズが出たりするなど盛り上がりを見せた。
同教室長の金重玲利さんは「相手のボールや的となるボールをはじくなど戦略が多いのも面白い。競技に慣れるに従って画像認識を組み合わせたり、自動制御に挑戦できたりと、非常に奥が深い。体験授業に来てもらえたら」と話す。
同社執行役員の佐々木雅紀さんは「児童がやりたいことを自ら見つけて、課題を解決するためにプログラミングの知識を習得しようとするので、自分で考えて問題解決できる力を身に付けられる。数あるプログラミング教材の中でも『これだ』と思って導入を決めた。大いに期待している」と話す。