サントリー(大阪市北区)が8月8日から、同社のクラフトジン「ROKU〈六〉」にちなんだ香りを体験できるイベントを新風館(京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町)で開催する。
桜の花や葉、煎茶、玉露、サンショウ、ユズの和素材6種類を使った同商品。イベントは、夏をイメージして配合した煎茶と玉露にちなみ、古くからお茶文化を持つ京都を会場に選んだ。
会場は華道家の萩原亮太さんが青紅葉やササ、コケなどを使って野山の景色を表現した。会場に設けたカウンターに同商品と同じ6種類の香水を用意し、一種類ずつだけでなく、好きな香りを重ねる体験を提供する。
8日は俳優の三浦翔平さんが浴衣に雪駄(せった)姿で登場した。インスタレーションを体験した三浦さんは、煎茶は「すっきりしていて渋みもある」、玉露は「まろやかで深い香り」とそれぞれ表現。香りを重ねると「バランスが良くてさらにすてきになった。こんなにも変わるとは」と驚きの表情を見せていた。
バーカウンターでは、「ROKUジンソーダ」(500円)、「ROKUジンソーダ すだち」(600円)、「抹茶マティーニ」「生姜(しょうが)と紫蘇(しそ)のROKUスマッシュ」(以上700円)の販売も行う。
開催時間は11時~21時(最終日は19時終了)。8月19日まで。