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祇園祭で地元和菓子店が熱中症予防呼びかけ 「スポーツようかん」を配布

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 和菓子店「鼓月」四条烏丸店(京都市中京区錦小路烏丸東南角笋町)が7月15日、祇園祭を見に訪れる人たちに「スポーツようかん」商品「anpower(アンパワー)」を配布し熱中症予防を呼びかけた。

孟宗山と聖天ちゃん

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 「アンパワー」は、社長の中西英貴さんが2019年、トライアスロン競技中手軽に栄養補給できないかと開発した商品。同店によると、これまでネット販売のほかスポーツ用品店で販売していたが、今年7月から同店で販売するようにしたという。

 「アンパワー」配布は、人の多い宵山期間に昨年、店の前で熱中症で人が倒れ救急車で運ばれたことがあったため熱中症予防を呼びかけようと今年初企画した。「熱中症対策アドバイザー」の資格を持つ鳥飼優介さんを中心に、社内でチームを組んでマラソン大会に参加する社員たちが道行く人たちに「熱中症対策にスポーツようかんをどうぞ」と手渡した。

 店の近くに住んでいるという聖天(せいあ)ちゃん(3歳)の両親は商品を受け取り、「『スポーツようかん』は珍しい。この子はあんこが大好きなのでうれしい」と話していた。

 鳥飼さんは「今日のように日差しが弱くて気温の高い日は、熱中症を意識しないので注意が必要。祭りに夢中になってつい水分と塩分補給を忘れてしまうので気をつけてもらえたえら」と話す。

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