京都で1月1日、初日の出を見ることができなかった。
京都駅ではマフラーや帽子などで防寒した人が集まって初日の出を待った。この時間の気温は7時の時点で3度を超えており、温かい元旦となった。しかしこの日は厚い雲に広く覆われて、昇る太陽をみることはできなかった。
小学校以来の友人で4年ほど前から毎年一緒に初日の出を2人で見に来ているという、邊春(へばる)かふうさんと、森井真里さんは「今日も6時30分頃から待っていたが見られずに残念。でも待っていたことに意味があったのかな」と話す。
森井さんは「今年は看護実習が本格的に始まるので、将来に繋がるものを見つけたい」、邊春さんは「美容専門学校に通っていて2月に国家試験があったので、初日の出が見たかったけれど、頑張るしかない。2人とも人と接触することの多い分野なので昨年はコロナで思うように動けなかったが、今年は制限もゆるくなってできることが増えていけば」と新しい年に期待を込めていた。