医学部専門予備校の「京都医塾」(京都市中京区)で12月13日、受験生に「合格祈願応援キット」の贈呈式が行われた。
偏差値40からの医学部合格を目指す同塾。試験を直前に控えた受験生を応援しようと今年初めて受験生にキットの進呈を企画した。
この日は医師で芸人のしゅんしゅんクリニックPさんが医師の「先輩」として来校。キットカットやSTICO(スティコ)の「滑らない靴」、ブラックブラックガム、プロテインタブレットを詰め合わせたキットを塾長の清家二郎さんと受験生に手渡しした。
清家さんは「医学部に合格しやすいのは素直な人、アドバイスを受け入れることが大事」と切り出すと、しゅんしゅんクリニックPさんは「お笑いの世界でも同じ。自分のやり方に変えずに成功できるのは一握りの天才だけ」と応じた。
贈呈式の後には受験生がしゅんしゅんクリニックPさんに不安を打ち明ける一幕も。しゅんしゅんクリニックPさんは「何科に行きたい?合格後の大学生活やどんな医師になりたいか具体的に想像すると頑張れるよ」とアドバイス。「祖母が患っている糖尿病を診られるようになりたい」と聞き、「そこまで考えているならきっと合格できるよ。体調に気をつけて頑張って」とエールを送った。